ずっと触れていたくなる
あたたかい、君の背中。
ずっと 触れていたい
君に…
―君の背中はあたたかいから―
「…けーちゃん?もーそろそろ離してくれないかな。
かれこれ2時間になるんだけど、おきてるんだよね?
暑いから離れて」
「駄目」
「今日は会合があるの!離して!」
「それなら詩音と茜さんとお魎さんにまかせておけばいいじゃないか」
「私は仮にも次期党首!でなきゃいけないもんはでなきゃなの!」
「じゃあ俺はどうでもいいのかよ」
「…いや、そーゆーわけじゃないけど…。もちろん圭ちゃんのことは大好きだし///」
「じゃあこのままでいいよな!」
圭一は場魅音と向かい合い、そっと魅音を押し倒す。
「って圭ちゃん!調子にのるなぁ!」
「俺のこと嫌い?」
「…好き…」
「ならいいだろ!」
「今は駄目だって…んっ…ぁっ…」
「まぁ今はこれだけでいいぜ。
今夜
はがんばってもらうからな!」
「////…圭ちゃん何度言ったらわかるの!
不意打ちのキスは禁止!心の準備ができないでしょっ!?」
「ほら、早く行かないと遅れるだろ、次期党首様〜」
「ったく都合よく…。
まあいいや、じゃあねー」
魅音は部屋を出ていき、
圭一は、魅音の背中のぬくもりの余韻を感じていた…。