さぁ　狂った芝居だ

自分は寂しいように見せかけて　葵を嵌めたあいつ

そして　今では蜜柑や流架までもを　嵌めようとしている

許せない　許せない　許せない

罪の無い人達が　如何して苦しむんだ？




そもそも俺は　なんでこんなに苦しんでいるんだ？

大切な人を護れないから？

大切な人が傷ついていくのを見ていくだけの立場だから？

なぁ　なぁ　誰か　教えてくれよ

俺は何で　何もできない？






「棗、どうしたん？」
「いや、なんでもねえよ、ブス」
「なんやてー！？この変体イヤミ狐ッ！」



こうやって　笑ってるあいつも

日に日に体力が落ちている

笑っている時間が減っている





どうか　どうか　壊さないでくれよ


幸せな　毎日を壊さないでくれよ




でも　こんな狂った　こんな苦しい日々を継続して

何の得になる…？







あぁ　そうか

俺がこの生活を止めたら

蜜柑たちを殺してしまうんだ

そうだ　あいつらの考えることは　大抵そうだ

俺が蜜柑たちをを　大切にしていて　止めれないってこと　分かってるからだ

自分の弱みを握られ　あいつらの手のひらの上で踊らされている

愚かな自分

誰か　誰か　この狂った芝居の

終焉を　教えてくれ…







最後には　誰もが　笑って　暮らせるような………







継続は苦しみ、停止は悲しみ

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原作年齢…かな？原作沿い。
あいつらは校長・ペルさん・ルナちゃんetc…のことですよ（笑）